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March 29, 2008

続き

続「ソウネさんとダケドくん」


それから、
「ダケド」くんは、
恥ずかしそうに言いました。

「君に出会って『そうね』
っていってもらうたびに
ぼくは、いつも心が
ほかほかしたんだ。

言ってもらうたびに、
君のことが、ますます
好きになったんだ」

「ソウネ」さんも、
思い出しました

「ダケド」くんに
出会ったころ、
「ソウネ」さんは、
いろいろと失敗続きで、
自分のことがきらいに
なりかけていたのでした。

そんな時、
「ダケド」くんは、
言ったのです。

「だけど、君の話し方は、
とってもすてきだよ。
君が気付いていない
すてきなところが、
もっとたくさんあると思うよ。

あの「だけど」のひとことで、
「ソウネ」さんは、
「ダケド」くんのことが、
だいすきになったんです。

本当は二人とも
仲良くしたいんです

でも、これまで、
自分のやりかたでしか、
相手と接しようと
してこなかったのです。

それでは、相手には
つたわらないということに、
気付いてなかったんです。

「これからは、ぼくも
上手に『そうだね』が
使えるようになるよ」

「ダケド」くんが言いました。

「私も、ときどきは、
ちゃんと『だけど』って
言うようにするわ」

「ソウネ」さんも、にっこり
笑って言いました。

二人は並んで、
海を見つめています。

夕日がきらきらと輝き、
水平線に落ちていきます。

「こんな景色を見て
  毎日暮らしたいな」

「ダケド」くんが言いました。

「そうね」と、
「ソウネ」さんがこたえました。

二人はとっても幸せでした



投稿者:boiboi 投稿日時:March 29, 2008 10:08 PM
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